2025年10月15日(水)今治薬剤師会定例研修会10月

泌尿器科外来を受診される患者さんで、最も多い主訴は排尿障害(頻尿、排尿困難など)である。排尿障害はその原因により治療法も多岐に渡る。検尿やエコーなどの画像検査だけでなく、問診も治療法決定にあたり非常に重要な判断材料となる。排尿障害を主訴に受診された患者さんを、泌尿器科医がどのように診療しているか、実際の外来診療の流れに沿って紹介する。
また、当院では2024年3月から国産の手術支援ロボットであるhinotoriを導入し、前立腺がん症例に対し2025年7月末時点で29例手術を施行している。ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術について、手術動画を供覧し紹介する。

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【確定】20251015 今治薬剤師会 定例研修会案内状.pdf
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2025年9月17日(水)今治薬剤師会定例研修会9月

肝疾患の原因は肝炎ウイルス性と非ウイルス性に分類される。ウイルス肝炎はかつて国民病と呼ばれ、多くの国民がウイルス性の肝硬変、肝細胞癌で死亡していたが、有効な抗ウイルス剤の開発により死亡者数は減少してきている。一方非ウイルス性の肝疾患は、脂肪肝を基礎病変にした脂肪性肝疾患が近年急増してきている。脂肪性肝疾患を適応病名として認可された薬はまだないが、併存症に対する薬剤で脂肪性肝疾患に対しても病態改善効果の示された薬剤は複数みられる。肝硬変に関しては、肝性脳症や腹水など非代償期の症候・病態を改善する多種の薬剤が開発され、使用されている。また肝癌に関しても、近年多くの化学療法剤が認可されている。本研修会では、各種肝疾患に対する最新の標準的治療を概説するとともに、肝炎撲滅への課題にも言及する。

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演題確定【案内状】0917 今治薬剤師会定例研修会9月.pdf
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2025年8月20日(水)今治薬剤師会定例研修会8月

関節リウマチ(RA)は、関節の滑膜を病変の本態とする炎症性の自己免疫疾患である。
2000年以降、RA治療薬としてメトトレキサート(MTX)が承認され、さらにTNF-α、IL-6受容体、T細胞などを標的にした生物学的製剤、JAK阻害剤が次々に登場した。これにより、患者さんの疾患活動性を制御できるようになり、治療目標も、短期的なQOLの改善から、長期的予後の改善を目指すことへと大きくシフトした。
RAの疫学(男女比、有病率、発症年齢など)や関節症状(罹患しやすい関節など)、RA分類基準、関節リウマチ診療ガイドライン2024の治療アルゴリズムについて触れ、それぞれのRA治療薬の特徴や薬剤師からの「よくある質問」についても紹介する。またバイオシミラー(BS)の開発から承認までの流れ、一般的な後発医薬品(GE)との違いについても紹介する。

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2025.08.20 今治薬剤師会 研修会案内状 .pdf
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2025年8月6日(水)今治センター薬局説明会

無菌製剤室共同利用のための研修会です。

今回は、共同利用する・今後利用を検討される先生方を対象に行いたいと思います。

現時点で、共同利用できる薬局はありませんが、今後のために研修会を開催いたします。

下記のフォームより申し込みをお願いします。


2025年7月16日(水)今治薬剤師会定例研修会7月

院内での感染対策は、感染症の患者に特別な感染対策をするのではなく、日常の診療手順に感染対策を落とし込んでいくことが必要で、これを標準予防策とよびます。その中で特に重要なものは、患者及び患者環境に触る前後の手指消毒で、その病院の感染対策において大きな評価基準となります。

 

社会生活において行動制限により感染対策を行うことは困難で、その中でワクチン接種は感染対策の重要な手段となります。

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20250716今治薬剤師会.pdf
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